「共働きだと、中学受験は無理なのでは——送迎も、弁当も、宿題の管理も、とても回らないと感じていませんか?」
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中学受験は「親の伴走」が前提と言われるため、共働き家庭ほど不安が大きくなります。でも実は、いまや共働き世帯は1,300万世帯を超え、専業主婦世帯の倍以上(総務省「労働力調査」をもとにした労働政策研究・研修機構の長期統計)。中学受験に挑む家庭の多くが、共働きという同じ条件で奮闘しています。
我が家も夫婦ともに働きながら、小5の子どもの中学受験に伴走しています。正直、時間は全然足りません。それでも続けてこられたのは、「全部を完璧にやる」のをやめて、仕組みと割り切りで回すと決めたからです。この記事では、共働きで中受を両立するために我が家が決めた5つのことを、正直にお伝えします。結論を先に言えば、共働きは不利ではなく、「やることを絞る」という強みにもなると感じています。
「共働きだから無理」は本当か
中学受験の情報を見ると、つきっきりで勉強を見る専業家庭の話が多く、「共働きは不利」と感じてしまいます。でも、我が家が実感しているのは、大事なのは“時間の長さ”ではなく“関わりの質”だということです。ベネッセ教育総合研究所と東京大学の親子調査でも、子どもから見た親の関わり方が学びと結びつくことが研究されています(ベネッセ・子どもの生活と学び研究)。
長時間そばにいても、ガミガミ言うだけでは逆効果のこともあります。逆に、短い時間でも「今日はどうだった?」と聞き、つまずきに気づいてあげられれば十分なことも多い。限られた時間だからこそ、関わり方を工夫する——それが共働き家庭のスタイルだと考えています。
働く親の姿を見せること自体が、子どもにとって良い影響になることもあると感じています。共働きと教育の両立については、両親の働き方と子どもの学びの関係を扱った研究もあり(労働政策研究・研修機構の研究資料)、それぞれの家庭の工夫が注目されています。
【親のホンネ】
“もっとそばにいてあげたい”と何度も思いました。でも、短くても密度の濃い関わりで十分だと、少しずつ思えるようになりました
共働きで中受を両立する5つの工夫

我が家が「これで回している」という5つの工夫を紹介します。
工夫1. スケジュールと情報を「仕組み化」する
塾の予定・テスト日・提出物を、夫婦で共有カレンダーに集約しています。どちらが見ても状況が分かる状態にしておくと、片方が忙しくてももう片方がカバーできます。属人化させないのが共働きのコツです。
工夫2. 頼れるものは「外注」する
すべてを自分でやろうとすると破綻します。我が家は、食事や勉強の一部を外部に頼ると割り切りました。罪悪感を持たず、頼れるサービスは積極的に使う。これが両立の前提だと考えています。
工夫3. 食事は「時短」で乗り切る
夏期講習期はお弁当や夕食の準備が大きな負担です(夏期講習そのものの支え方は夏期講習を親はどう支えるかにまとめています)。我が家は、ミールキットや常備菜に加え、ときにはフードデリバリー(Uber Eats など)も活用し、「手をかける日」と「手を抜く日」を分けることにしました。栄養を保ちつつ、親の負担を減らす工夫です。朝ごはんの整え方は受験期を支える朝食の作り方でも紹介しています。
我が家でも、夏期講習期に食事づくりが回らないとき、Oisix(オイシックス)のおためしセットで時短メニューを試しました。献立を考える手間が減るだけでも、気持ちにゆとりが生まれます。![]()
工夫4. 夫婦で「役割分担」を決める
「気づいた人がやる」では片方に偏ります。我が家は、送迎は夫・丸つけは妻のように、ざっくり担当を決めました。完璧でなくても、分担を決めるだけで負担感が変わります。
工夫5. 「できないこと」は割り切る
共働きでは、毎日つきっきりで勉強を見るのは不可能です。我が家は「がっつり親が見るのは週末だけ」と割り切り、平日は基本的に塾と本人に任せています。できないことを抱え込まず、できることに集中する——これが長く続けるコツです。
【親のホンネ】
全部やろうとした時期は、親のほうが先に倒れそうでした。“やらないことを決める”と、ぐっとラクになりました
送迎・勉強の負担は「オンライン」で軽くできる

共働き家庭にとって、送迎の負担は想像以上です。塾の送り迎えだけで、毎日1時間以上取られることもあります。
【親のホンネ】
送迎の往復時間を、別のことに使えたら…と何度も思いました。オンラインを取り入れてから、その悩みが少し軽くなりました
そこで我が家が注目しているのが、自宅で完結するオンライン学習です。いまは選択肢が驚くほど増えていて、たとえばフォトン算数のオンライン版(フォトン算数オンライン教室。対面の体験記はフォトン算数クラブ体験記に)のような専門塾のオンライン授業、コベツバのような中学受験算数の動画教材(2026年からは理科も加わり、注目されています)、オンライン個別指導など、家庭の状況に合わせて選べます。自宅で受けられるので送迎が不要になり、苦手分野だけをピンポイントで補強できるのが魅力です。オンライン対応の個別指導なら、家庭教師ファーストのように体験授業から試せるサービスもあります。
無理に通塾を増やすより、こうしたオンラインの選択肢を組み合わせ、家庭の状況に合った形でサポートを組むのが、共働き家庭の現実解だと感じています。集団塾の補完として、送迎時間を減らしながら学習をフォローできるのは、共働きには大きなメリットです。
まとめ
共働きで中学受験を両立するポイントを振り返ります。
- 「共働きは不利」ではなく、大事なのは時間の長さより関わりの質
- 両立の5つの工夫:①スケジュールの仕組み化 ②頼れるものは外注 ③食事は時短 ④夫婦で役割分担 ⑤できないことは割り切る
- 送迎の負担はオンライン指導で軽くできる
- 罪悪感を抱え込まず、「やらないことを決める」のが長く続けるコツ
- 働く親の姿を見せること自体が、子どもへの良い影響になることもある
共働きの中学受験は、たしかに時間との戦いです。でも、仕組みと割り切りで、十分に両立できます。完璧を目指さず、家族で支え合いながら、無理なく走り続けましょう。
中受1周目の自問Q&A
Q1. 共働きだと、子どもの勉強を見る時間が取れないが大丈夫か?
我が家は「平日は基本的に塾と本人に任せ、週末にまとめて見る」スタイルです。毎日見られなくても、週に一度つまずきを把握できれば十分フォローできると感じています。大事なのは時間の長さより、関わりの質だと考えています。
Q2. お弁当や食事の準備が負担。手を抜いてもいいのか?
我が家は「手をかける日」と「手を抜く日」を分けています。ミールキットや常備菜を活用すれば、栄養を保ちながら負担を減らせます。毎日完璧を目指すより、続けられる形にするほうが、結果的に家族のためになると考えています。
Q3. 共働きでも難関校を目指せるか?
目指せると考えています。大切なのは親がつきっきりかどうかではなく、子どもに合った学習環境を整えられるかです。塾・オンライン指導・家庭の役割分担を組み合わせれば、共働きでも十分にサポートできると感じています。

【親のホンネ】
共働きでも、中学受験は家族みんなで挑む冒険にできます。完璧を手放して、一緒に走り続けましょう。最後までお読みいただきありがとうございました

