【2027年度】フォトン算数クラブの入塾テスト|日程・出題傾向・対策と当日の流れ

フォトン算数クラブ入塾テスト完全ガイドのアイキャッチ 塾選び・教材レビュー

「フォトン算数クラブに通わせたいけれど、入塾テストってどのくらいの難易度なんだろう」――入塾を検討するときに、多くの保護者が最初にぶつかる疑問だと思います。

フォトン算数クラブは入塾テストが年1回・12月のみで、お一人様1年に1回しか挑戦できません。実質的に小1・小2の冬で道筋が一度決まるような塾だと、受験準備をしながら気づきました。

このブログは、「中受伴走1周目」の保護者が試行錯誤する記録です。今回は公式情報と複数の体験記、そして我が家の受験経験を組み合わせて、出題傾向・対策・当日の流れ・不合格時の選択肢まで詳しくまとめました。

※本記事には、A8.netのアフィリエイトリンクが含まれます。

2027年度(2026年12月実施)の日程

まず、公式が発表している2027年度生の募集スケジュールです(2026年10月1日発表・10月4日確認)。

項目日程
会場での入塾説明会(新2・3年生対象)11月19日(木) 11:00〜12:30(予約ページは11月2日(月)13時公開)
Web入塾説明会動画11月16日(月)13:00〜12月1日(火)21:00(入塾テストの受験前に必ず視聴)
入塾テストの日程発表11月5日(木)13時に公式「お知らせ」で発表
入塾テストの予約受付11月20日(金)13時から開始予定
入塾テスト12月1日(火)〜12月20日(日)に実施予定

出典:フォトン算数クラブ「2027年度生の募集スケジュールについて」。会場の説明会に出席しなくても、入塾テストで不利益は生じないと明記されています。日程は変更されることがあるため、申し込みの前に公式の最新のお知らせをご確認ください。

フォトン算数クラブの入塾テストとは

フォトン算数クラブは、算数だけに特化した少人数制(1クラス12名)の中学受験専門塾です。御三家・早慶以上への進学率が17年連続で80%以上を維持しており、「合格者数」ではなく「進学率」を経営指標に置いていることで知られます。

出典:フォトン算数クラブ 公式トップページ・「入塾方法」ページ

入塾には入塾テストの通過が必須で、希望者全員が入れる仕組みではありません。

この記事は「入塾テストそのもの」に絞っています。合格後の手続き・費用・入塾後の様子はフォトン算数クラブの入塾準備と入塾後のリアルに、入塾を決めた経緯はフォトン算数クラブの体験記録にまとめています。

公式に明記されている基本情報

公式サイトの「入塾方法」と「お知らせ」に記載されている内容をまとめます。

項目内容
対象学年新2年生〜新6年生
受験料2,200円(税込)
実施頻度年1回・12月(日程は例年11月5日に公式「お知らせ」で発表)
挑戦回数お一人様 1年に1回のみ
選考新2〜3年生は点数順(満席後はキャンセル待ち)/新4〜6年生は合格基準点を上回った方を点数順に案内
入塾金22,000円(税込)※入塾時のみ
教室自由が丘・白金高輪・日本橋(3教室)
オンラインコースあり(フォトン算数オンライン)。テスト未合格者も受講可能

出典:フォトン算数クラブ 「入塾方法」(入塾までの流れ・受験料・選考・入塾対象)

入塾の前提条件(公式・要確認)

公式が明記している「入塾できる方」の条件は次の3つです。

  1. 中学受験をされる方に限定
  2. フォトンを最優先にできる方(通常授業以外の習い事より優先)
  3. 通塾時間が40分以内の方(ドア to ドア40分以内)

【親のホンネ】

「テストがある」と聞いた時点で、正直ハードルを感じました。受けてみると思っていたほど特殊な問題ではなく、基礎学力+思考力を見ているという印象です。

なぜ「小1・小2の12月で勝負が決まる」と言われるのか

フォトン算数クラブの最大の特徴は学年+1年の先取りカリキュラムです。

  • 新2年生 → 3年生の内容を先取り
  • 新3年生 → 4年生の内容を先取り
  • 新4年生 → 5年生の内容を先取り
  • 新5年生 → 6年生の内容を先取り

つまり、新3年生から入塾すると「すでに新3年生用の塾内ペースに合流する必要がある」ため、新3年生の入塾テスト時点で4年生レベルの基礎が解ける必要が出てきます。

この構造のため、現実的に新2年生(小1の12月)から新3年生(小2の12月)までが入塾の現実的な機会で、それ以降の途中入塾は枠も少なくハードルが急に上がります。学年や教室によっては募集がない場合もあります(2025年度生の公式案内では、自由が丘教室の新6年生と日本橋教室の新4〜6年生は募集なし)。年度で変わるため、最新の案内をご確認ください。

出典:senkiwork「フォトン算数クラブ:現役小6受験生目線での分析(⑥最終回 入塾テスト対策)」、複数の体験記

出題傾向(学年別の体感)

我が家が受けた範囲、および同時期に受験した方々の話を総合して、学年別の出題傾向を整理します。あくまで体感ベースであり、公式情報ではない点はご注意ください。

全学年に共通する傾向

複数の体験記から共通して指摘されているのは次の3点です。

  • 「ド直球の文章題」が中心。SAPIXの「きらめき算数脳」のような試行錯誤・パズル系はほぼ出題されない
  • 計算と読解の精度で差がつく。計算ミスが直接合否に響く
  • テスト時間はSAPIX入室テストの2倍程度で長め(小1で50分、小2で60分の体験報告あり)

出典:「フォトン算数クラブ:現役小6受験生目線での分析」、ameblo「フォトン算数クラブ 入塾テスト結果と諸々について」など複数体験記

新2〜3年生

  • 計算(1〜3桁の四則)
  • 文章題(基本〜応用)
  • 図形(直感で解く系)

新4年生

  • 計算(小数・分数導入レベル)
  • 文章題(つるかめ算の入り口など)
  • 図形(面積・周りの長さ)
  • 規則性・場合の数

新5〜6年生

  • 計算(小数・分数を含む四則)
  • 特殊算(つるかめ・旅人・流水など)
  • 図形(相似・面積比)
  • 思考力を要する応用問題

学年が上がるほど、「学校の算数」より一段上のレベルが問われる印象でした。とはいえ、SAPIXのマンスリーテストほどの応用色はなく、「基礎を理解しているか」「思考の柔軟性があるか」を見ているように感じました。

フォトン算数クラブ入塾テスト 対策チェックリスト(1ヶ月計画と推奨教材)

対策に使った教材と勉強法

公式が推奨している教材(最重要)

フォトン算数クラブは公式サイトの「お知らせ」(入塾説明会の案内)で、新2〜4年生向けに入塾テストの推奨テキストとページ範囲を具体的に示しています。これは他塾にはあまり見られない特徴です。新5・6年生のテストについては「いわゆる普通の大手塾の入塾テストと同様」と説明されています。

出典:フォトン算数クラブ「2027年度新入生の入塾説明会について」(推奨テキストと範囲)

受験区分公式推奨教材推奨範囲
新2年生向け奨学社「最レベ算数問題集 小学1年生」p2〜p79
新3年生向け奨学社「最レベ算数問題集 小学2年生」p2〜p79(p62〜p67の分数を除く)
新4年生向け奨学社「最レベ算数問題集 小学3年生」p2〜p79
新5・6年生推奨テキストの指定なし公式の説明は「普通の大手塾の入塾テストと同様」

ただし公式は、「テキストの問題がそのまま出題されるわけではない」こと、「入塾テスト前に必ずしもこのテキストを解く必要はない」ことも明記しています。複数の体験記でも「推奨教材は単元・出題範囲の確認用と捉えるべき」と語られています。実際息子も、入塾テストから戻ってきてまず一言「問題集みたいな問題はほとんど出なかったよ。」と苦笑いでした。

体験者が推奨する補助教材

公式推奨に加えて、複数の合格体験記で推奨されている教材:

  • トップクラス徹底理解編(学年別・「トップクラスにトライ」セクション以外を全問)
  • 最レベ算数(学年別):基礎〜応用の橋渡し
  • RISU算数:苦手単元のあぶり出しと反復
  • 学校の教科書+ドリル:計算ミスを減らす土台

出典:複数の体験記ブログ(senkiwork、note・jyuken_labyrinth等)から共通項を抽出

我が家の対策プラン(4週間モデル)

我が家は4週間をかけて段階的に仕上げました。

  1. テスト4週間前:公式推奨範囲(最レベ)を1周。基礎計算の精度確認(毎日10〜15分)
  2. テスト3週間前:間違えた問題のみ2周目。文章題と図形の弱点単元を補強
  3. テスト2週間前:トップクラス徹底理解編で思考力系に慣れる(1日1〜2問)
  4. テスト1週間前:時間を計って模擬テスト。本番の時間感覚を身体に入れる
  5. 前日:早めに就寝+持ち物確認のみ。新しい単元には触れない

親ができること(受験日程の選び方)

我が家が受験した当時の塾長の事前説明(動画配信)では、早い日程で受験すると点数面で多少の配慮がある場合がある、とのことでした。これは当時の説明であり、現在も同じ運用かどうかは分かりません。今年度の入塾説明会(会場・Web動画)で必ずご確認ください。我が家は「1〜2点の差が合否を左右することもある」と考え、できるだけ早い日程で予約しました(早い日程から埋まっていく印象です)。選考の正式な基準は、公式・各教室の最新案内でご確認ください。

出典:フォトン算数クラブ 塾長の事前説明動画(年度・教室で運用が変わる可能性があるため、最新の説明会で要確認)

【親のホンネ】

勉強に関しては「対策しすぎないこと」も大事だと感じました。直前に新しい単元を詰め込むより、計算ミスをゼロに近づける方がスコアに直結します。

当日の流れと持ち物

入塾テスト当日の流れと、我が家が持参したもの(持って行ってよかったもの)を整理します。

当日の流れ

  1. 15分前:教室到着・受付
  2. テスト開始:50〜60分の筆記(学年別。2025年度生の公式案内では新2年生は50分)
  3. 解散:結果は約1ヶ月後に書留郵便で通知

出典:ameblo「フォトン算数クラブ 入塾テスト結果と諸々について」(書留郵便での通知を確認)

持ち物

  • 筆記用具(鉛筆4〜5本・消しゴム2個・予備のシャープペン)
  • 腕時計(教室に時計がない場合あり、デジタルでも可)
  • 水筒(緊張で喉が渇く)
  • マスク・上履き(教室による。事前確認)
  • 時計付き計算機は持ち込み不可(電卓系一切NG)

倍率と合格基準

  • 倍率:4〜5倍(年度・学年で変動。2025年は5倍前後の年も)
  • 合格基準:
  • 新2〜3年:点数順
  • 新4〜6年:基準点クリア方式
  • 「サピックス金メダリストでもさくっと落ちる」との体験記があり、計算精度が最重要

出典:複数の体験記、senkiwork

合格ラインの体感と、不合格だった場合の選択肢

合否ラインについて、公式の発表はありません。実際、息子は満点の自信があったようでしたが、結果はそうでなく、今でもどこが間違えていたのだろう…と話す時があります。ただ、我が家の体感と周辺ヒアリングからすると、「学年相当の基礎ができていて、思考力問題で部分点が取れていれば合格圏」という印象でした。

満点を取る必要はなく、難問で手が止まっても基礎で確実に点を取れていれば道は開けるはずです。

不合格だった場合の選択肢

フォトンの代替・併用先として、首都圏で算数力を鍛えられる塾を比較整理します。

塾名特徴入塾テスト
フォトン算数クラブ算数特化。御三家・早慶以上進学率80%超。少人数12名年1回(12月)
エルカミノ論理思考を重視した中学受験塾。算数オリンピック講座もある小1〜3コースは入塾テストなし(体験授業で適性を判断)。小4〜6は算数・国語の2科目
ジーニアス少人数制の中学受験専門塾4年生は時期により入塾試験なしで先着順。5・6年生は入塾試験あり
グノーブル少人数の集団指導。オリジナル教材入室テストあり(無料・定期的に実施)
Z会エクタス筑駒・御三家・駒東を目指す最難関中学受験の専門塾ペーパーの入塾テストではなく、個別相談と体験学習を経て入塾が決まる
フォトン算数オンライン教室フォトン算数クラブと同じカリキュラムをオンラインで受講入塾テストなし

出典:各塾の公式サイト(エルカミノ「入塾までの流れ」/ジーニアス「体験授業」/グノーブル「入室テスト・説明会のご案内」/Z会エクタス「入塾までの流れ」)。2026年10月確認。入塾の条件は学年・時期・校舎で変わるため、各公式でご確認ください。

【親のホンネ】

不合格でも「縁がなかった」と切り替えれば、選択肢は他にもあります。フォトン算数オンラインなら入塾テスト未合格者でも受講可能なので、まずはオンラインで肌感覚を確かめる、という選択肢も現実的です。

中受1周目の自問Q&A

ここから先は、私自身が中受1周目で事前に知りたかった疑問・書きながら自問したポイントを整理しました。

Q1. 入塾テストは1年に何回受けられるか?

A. 1年に1回のみです。フォトン算数クラブは年1回・12月に集中実施し、不合格の場合は翌年の12月まで再挑戦できません。これが他塾との大きな違いです。2027年度(2026年12月実施)の入塾テストは、12月1日〜12月20日に実施予定と発表されています。

Q2. 推奨教材はどこで入手できるか?

A. 奨学社「最レベ算数問題集」はAmazon・楽天ブックス・大手書店で購入可能。1冊1,000円前後で、書店では「最レベ」の棚に並んでいます。新学期前に在庫切れすることが多いので、11月の入塾説明会に申し込んだ時点で購入しておくと安心です。

▼ 最レベさんすう問題集(小学1年・奨学社)はAmazon・楽天で購入できます(PR)。新学期前は品薄になりやすいので、早めの確保がおすすめです。

Q3. SAPIX生がフォトンに合格しやすいか?

A. 必ずしもそうではありません。複数の体験記で「SAPIX金メダリストでも普通に落ちる」と語られており、フォトンはド直球の文章題+計算精度を見るテストのため、きらめき系で得点していたタイプは苦戦します。実際、2〜3年生の間はうちも含め通塾していない生徒さんも多かったです。我が家の周りでは、基礎学力が安定しているお子さんなら、SAPIX未経験でも十分に挑戦できると感じますし、実際に合格しているお子さんも見られました。

Q4. 兄弟同時受験の優遇はあるか?

A. 公式には兄弟割引・優遇制度の記載はありません。兄弟いずれも入塾テスト合格が必要です。

Q5. 不合格後、別の年に再挑戦して合格は可能か?

A. 公式に「再挑戦不可」とは書かれていません。ただし学年が上がると先取りペースに合流する難易度が急上昇するため、実質的には1〜2回がチャンスと考えるのが現実的です。

Q6. オンラインコースなら入塾テストが不要というのは本当か?

A. はい。フォトン算数オンラインはテスト未合格者でも受講可能です。通塾枠が満杯の地域や、通塾時間40分以内に住んでいない家庭でも、フォトンの算数指導を受けられる選択肢として用意されています。通塾生と同じ進度で、満足度は高いようです。2027年度生の申込期間は2026年12月3日〜2027年4月28日と案内されています(公式のお知らせ)。

Q7. 入塾テスト直前は何時間勉強すればいいか?

A. 我が家のケースでは1日30〜60分を目安にしました。長時間詰め込むより、短時間×毎日で計算精度を上げるほうが効果的でした。前日は新しい単元に手をつけず、復習のみで早めに就寝が鉄則です。

まとめ

この記事のポイント

  • フォトン算数クラブの入塾テストは年1回12月のみ・受験料2,200円。2027年度は12月1日〜12月20日の予定(倍率は体験記では4〜5倍との声)
  • 公式が新2〜4年生向けに推奨教材(奨学社「最レベ算数問題集」)とページ範囲まで提示している
  • 出題はド直球の文章題+計算精度重視。SAPIXのきらめき系は出ない
  • テスト時間は学年別で50〜60分(SAPIX入室テストの2倍)
  • 対策は「計算ミスをゼロに近づける」のが最優先。直前の新単元投入はNG
  • 不合格でもフォトン算数オンライン・エルカミノ・ジーニアスなど選択肢は複数

次の関連記事として、SAPIX生のマンスリー直前1週間ルーティンで、フォトン併用家庭の実際の勉強配分をまとめています。あわせてご覧ください。

▶ 入塾テスト対策・低学年からの思考力素地作りに

フォトン入塾テストのド直球文章題+計算精度を低学年から鍛えるために、我が家が比較検討した教材は次の2つでした。

  • モコモコゼミ(こぐま会×SAPIXピグマ提携):幼児〜低学年向け通信教育。入塾テストでも問われる思考力系の問題に低学年から触れられる設計で、公式推奨教材「最レベ」と並行して取り組みやすい教材です。
  • ワンダーボックス(ワンダーファイ):4〜10歳向け思考力×STEAM通信教材。算数・図形・空間認識を遊びから育てる構成で、入塾テスト前の基礎体力作りに。資料請求で体験教材とアプリを試せます。

出典・参考

※日程・募集条件・選考方法は年度や教室で変わります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。(2026年10月確認)

▶ 関連記事

【親のホンネ】

ここまで読んでくださってありがとうございます。入塾テストの情報は表に出にくく、当時の自分が一番欲しかった情報を残すつもりで書きました。更新は週2回、水曜と土曜の予定です。

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TSUBAKIパパ

中受伴走1周目の保護者(親自身も中学受験経験あり)。SAPIX最上位クラス在籍の小5息子と、フォトン算数クラブ併用の学習を伴走中。塾選び・学習スケジュール・親のサポート実践を、成功談ではなく試行錯誤の現在進行形として週2回(水・土)記録しています。同じ立場の保護者の参考になれば幸いです。運営方針・免責はプロフィール(運営者情報)ページをご覧ください。

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