【SAPIX×フォトン定点観測】夏号|7月組分け・復習テストと夏期講習の記録

夏の朝の光が差すリビング学習机 SAPIX×フォトン定点観測 夏号 親のサポート・受験体験記

夏期講習が終わりに近づき、「この夏、うちはちゃんと積み上げられたのだろうか」と、ふと不安になることはありませんか。

特に我が家は、7月の組分けテストと復習テストが良かっただけに、気が抜けているのではないかと、ふと心配になっていました。

※本記事には、A8.net等の広告リンク(プロモーション)が含まれます。

7月の組分けテストと復習テストで現在地が把握でき、8月はSAPIXとフォトン算数クラブの二つの夏期講習が重なって、家庭学習のリズムを保つだけで精一杯の1か月でした。

我が家は、SAPIXのα1クラスに通いながら、フォトン算数クラブを併用しています。その毎月のリアルをそのまま記録していくのが、この連載「SAPIX×フォトン定点観測」です。前回のvol.0(なぜ併用を選んだのか)に続く、今回が実データの初回=夏号です。

夏号では、7月の組分けテストと復習テストの結果(連載方針どおり「帯」表現で)SAPIX×フォトン二重の夏期講習をどう回したか、そしてこの夏の緩みと9月への作戦を、飾らずにお伝えします。

結論を先に書くと、この夏の我が家は「算数に助けられ、国語に課題が残り、やることを引き算して乗り切った」夏でした。

夏号のサマリー|この夏の3つのキーワード

まず、我が家の7〜8月を3つのキーワードで振り返ります。

  • キーワード①「組分け」 … 範囲のない実力テストで、得意と苦手の輪郭がはっきり出た
  • キーワード②「二重講習」 … SAPIXとフォトン、二つの夏期講習が重なって余白が消えた
  • キーワード③「引き算」 … 全部やるのをやめ、やらないことを決めて乗り切った

この3つを軸に、SAPIX・夏期講習・フォトンの順に見ていきます。

テスト直しに向き合う机の上のプリントと赤鉛筆

SAPIXの7月|組分けテストと復習テストの現在地

7月組分けテストの結果(帯表現)

7月上旬の組分けテストは、範囲のない実力勝負です(参照:SAPIX小学部公式のテスト案内)。5年生の夏を前に、いまの立ち位置を測る大事な回でした。

我が家の結果を、連載方針どおり帯で記録します。

  • 算数:偏差値80台
  • 4科総合:70台後半
  • 社会・理科:70台前半
  • 国語:60台

算数が全体を引っ張り、国語が相対的に弱いという構図は、vol.0で書いた「算数を主軸に据える」という我が家の方針どおりであり、同時に課題もそのまま残っている、という結果でした。

この回は、成績上位者に授与されるメダルをいただくことができました。息子本人はもちろん喜んでいましたが、親としては「算数に救われた」という実感のほうが正直強く、手放しで喜ぶ気にはなれませんでした。喜びつつも課題が見えたテストでした。メダルの種類や順位は、連載方針どおり伏せます。

【親のホンネ】

メダルは嬉しい。でも4科を並べると、国語との差がくっきり見えて、次の課題をもらった気分です

7月復習テスト|算数(満点)に助けられた回

組分けの後に受けた7月の復習テストは、範囲のある確認テストで、クラスの昇降には関係しません。結果はこちらです。

  • 算数:70台(満点でした)
  • 4科総合・社会:60台後半
  • 理科:60台前半
  • 国語:60を下回りました

今回も、算数(満点)に助けられた回でした。裏を返せば、算数が崩れたときに支えがない、ということでもあります。国語は組分けでも復習テストでも最下位科目で、「なんとなく読めている」から「設問に合わせて答える」への切り替えが、まだできていないのだと受け止めています。

復習テストはクラスに影響しない分、親も子も気が緩みがちです。ただ、範囲のあるテストで取りこぼしがあるということは、その単元の定着が甘いというサインだと、1年伴走してようやく思えるようになりました。テスト直しの進め方は模試・テストの復習法に別途まとめています。

クラス(事実のみ)

組分け後のクラスは、α1継続でした。

この連載では、クラスが上がっても下がっても、事実を淡々と記録すると決めています。上位クラスは人数が少なく、1回のテストで景色が変わる場所です。だからこそ、数字に振り回されすぎない記録を続けたいと思っています。

組分けは「できた・できない」より、「どこに穴があるか」を教えてくれる健康診断

予定シールが貼られた夏の壁掛けカレンダー

夏期講習の記録|SAPIX×フォトンの二重講習をどう回したか

8月は「余白が消える」月だった

SAPIXの夏期講習に加えて、フォトン算数クラブも8月は夏期講習期間に入ります(フォトンの8月は通常月謝がなく、夏期講習が必修という仕組みです)。つまり我が家の8月は、SAPIXの休みの日にフォトンの授業が入るという、vol.0で「容赦なく」と書いた状態がそのまま現実になりました。

スケジュール面で親がやったことは、次の3つです。

  1. 両塾の講習日程をカレンダーで見える化する(Excelで作成。vol.0から継続)
  2. SAPIXの復習は「翌日の朝まで」に片付ける(それ以降に回すと終わらず翌日に積み残す)
  3. フォトンの宿題は授業当日中にできるだけ手を付ける(忘れないうちに、が一番効率がよかったです)

家庭学習で「やったこと」と「やらなかったこと」

我が家の家庭学習は、SAPIXの講習テキストの復習(とくに算数・理科の間違えた問題)と、国語の記述の書き直しに絞りました。

一方で、「やらなかったこと」も決めました。

  • 講習期間中の市販問題集の追加はしない
  • 算数の得意単元は復習を1回にとどめる(苦手単元に時間を回す)
  • 睡眠時間は削らない(就寝時刻を講習前と変えない)

「全部やる」ではなく「やることを絞る」を合言葉に、夏期講習を親はどう支えるかで書いた方針を、実際に回してみた夏でした。

少人数の机とホワイトボードが並ぶ小さな教室

フォトンの夏|「説明できる」を鍛える時間

フォトンは1クラス最大12名の少人数・対話型で、「なぜそうなるのか」を言葉で説明させる場面が多いのが特徴です(参照:フォトン算数クラブ公式)。SAPIXの大人数のスピード感とは異なる時間が流れていて、講習が重なって大変な8月でも、この時間は削りたくないと感じました。

SAPIX算数との接続

7月の組分けで算数が安定していたのは、フォトンで積み上げてきた「考える筋力」が効いている、と我が家は感じています。とくに、答えが合っていても解法の筋が怪しい問題を、息子が自分で説明しながら修正できるようになったのは、フォトンの授業の進め方が家庭学習にも移ってきたからだと思っています。

ただし、これはあくまで「我が家の場合」です。併用は時間も費用もかかり、8月のように講習が重なると家庭の余白は本当になくなります。誰にでも勧められるものではない、という前提はこの連載でいつも添えておきます。フォトンの仕組みや入塾テストについてはフォトン算数クラブの入塾ガイドに整理しました。

【親のホンネ】

『答えは?』ではなく『どうやって考えた?』と聞く癖が、親の私にもついてきました。夏はこの問いかけを国語にも持ち込もうとして、うまくいったりいかなかったりでした

親のホンネ|この夏いちばん大変だったこと

毎号ひとつ、親としての正直な気持ちを残しておきます。

この夏いちばんの悩みは、「国語をどう立て直すか」でした。送迎と仕事の両立、下の子との時間配分、講習疲れのメンタル管理など、悩みの種は他にもたくさんありましたが、いちばんはやはり国語でした。

算数は本人の得意で、フォトンという専門の場もあります。一方で国語は、読んではいるのに点に結びつかず、親が横で見ても「何が分かっていないのか」が見えにくい科目です。7月の2回のテストで国語の課題がはっきりした分、8月は講習の合間に記述の書き直しを一緒にやりましたが、手応えがあったとは正直言えません。

中学受験は「子どもの受験」と言われますが、実際には親の時間とメンタルがじわじわ削られる伴走でもあります。完璧な親を演じるのはとっくに諦めて、「今月もなんとか回せた」を合格ラインにしています。

夏の失敗・課題|次に活かすために

うまくいったことだけ書くと、この連載は嘘になります。この夏の失敗も残します。

我が家の反省は、国語を「時間があるときにやる」扱いにしていたことです。算数・理科の復習を優先すると、国語はいつも後回しになり、結果として記述の書き直しが週末にしわ寄せされました。

この失敗から得た教訓は、「後回しにしやすい科目ほど、先に枠を取る」ということでした。次の章の「9月の作戦」に反映します。

【親のホンネ】

正直、夏期講習テキストの丸つけの多さに私のほうが先に音を上げそうな日もありました。この量をやり切った子どもたちは本当によく頑張ったと思います

来月(9月)の作戦|夏の結果をどう受け止めるか

夏期講習の総まとめとなるテストの結果は、次号で記録します。

9月の方針は次の3つです。

  1. 国語の枠を先に取る … 週のスケジュールで、国語の記述書き直しの時間を算数より先に固定する
  2. 講習の復習を9月前半で完了させる … 夏の単元を秋に持ち越さない。宿題が回らないときの優先順位の考え方で絞る
  3. 生活リズムを「平常モード」に戻す … 講習明けは疲れが残るので、9月第1週は詰め込まない

夏休み後半から新学期への切り替えは、夏休み後半の立て直し方で書いたとおり、我が家も毎年苦労しているところです。

まとめ

夏号のポイントをまとめます。

  • 7月組分けは算数80台・総合70台後半・社理70台前半・国語60台(帯表現)。成績上位者のメダルをいただいたが、国語との差が課題
  • 7月復習テストは算数(満点)に助けられた回。国語は60を下回り、立て直しが9月のテーマ
  • クラスはα1継続(事実のみ記録)
  • 8月はSAPIX×フォトンの二重講習で余白が消えた。カレンダーの見える化・復習は翌朝固定・やらないことを決める形で乗り切った
  • 反省は国語の後回し。教訓は「後回しにしやすい科目ほど、先に枠を取る」

次回は9月号(夏期講習の総まとめテストの結果と、新学期のリズム)を、9月26日(土)10:00に公開予定です。

連載の全号はSAPIX×フォトン定点観測|中受伴走1周目の月次レポートにまとめています。

算数・思考力系のあわせて見たいサービス

  • モコモコゼミ(こぐま会×SAPIXピグマ提携):幼児〜低学年向け通信教育。SAPIX生ご家庭でご兄弟がいる場合の選択肢に。
  • ワンダーボックス(ワンダーファイ):算数・理科の思考力を「遊び」から育てるSTEAM通信教材。体験教材申込あり。
ノートをのぞき込む親子の手元

中受1周目の自問Q&A

ここから先は、私自身が中受1周目で事前に知りたかった疑問・書きながら自問したポイントを整理しました。

Q1. 組分けテストで得意科目と苦手科目の差が大きいとき、親は何を優先すべきか?

A. 我が家の場合は、得意科目を伸ばすことより「苦手科目が足を引っ張らない状態」を先に作る、という考え方に落ち着きました。算数が4科を引っ張ってくれるのはありがたい反面、算数が崩れた回に支えがないのは怖いからです。ただ、苦手科目ばかりやらせると本人のやる気が削がれるので、得意科目の時間をゼロにはしない、というバランスを取っています。

Q2. 復習テストの結果は、組分けほど気にしなくてよいか?

A. クラスに影響しないという意味では、気にしすぎなくてよいと思っています。ただ我が家は、範囲のあるテストでの取りこぼしを「その単元の定着が甘いサイン」として受け止めるようにしました。7月の復習テストで国語が崩れたことが、この夏の国語の立て直しにつながっているので、結果として復習テストのほうが次の行動に直結した、というのが実感です。

【親のホンネ】

今号も最後まで読んでいただきありがとうございました。次号は夏の総まとめテストの結果と、新学期のリズムを正直に記録します。降格があっても、伸び悩んでも、そのまま書きます

タイトルとURLをコピーしました